カポナータはイタリアの肉じゃが

カポナータはイタリアの肉じゃが

イタリアンを提供する居酒屋やレストランを訪れたとき、カポナータという料理名を見たことはありませんか?
ピザやパスタほどポピュラーではないため、初めてみた人はなかなか注文しにくいことでしょう。
カポナータとは、シチリア地方で生まれたイタリアの家庭料理です。
メインとなるのは野菜で、ナスやパプリカといった季節の野菜を軽く素揚げして、パセリを炒めた鍋に混ぜ込みます。
その後トマトソースと一緒に煮込みながら、ワインビネガーなどで甘酸っぱく味付けしていくのです。
どこの家庭でも食べられているので、日本の肉じゃがのようなポジションといえるかもしれません。
カポナータはもともと、貴族の間でカポーネという白身魚を用いた料理として食べられていました。
市民にカポナータが広まると、魚よりも安価で手に入れることが出来る野菜が具材として使用されます。
あっさり風味の味付けなので、白ワインがよく合います。
ただし、トマトソースに濃い味付けがなされている場合には赤ワインでも美味しくいただけます。
家庭によって味付けが違うこともありますから、
いくつかのイタリアンレストランや居酒屋で食べ比べてみるのも良いでしょう。
カポナータとよく似た料理として、フランスのラタトゥイユがよく取り上げられます。
両者の作り方は似ていますが、微量に味付けが異なるのです。
カポナータの方はビネガーで甘みを付けるのに対し、ラタトゥイユは香草で香り付けするのが一般的です。
見た目はよく似ていても、味は全く異なる料理があるのは面白いですよね。

カポナータはもちろんのこと、ラタトゥイユも美味しいのでぜひ1度お試しください。

 

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