イタリアン料理は地方ごとに異なる

イタリアン料理は地方ごとに異なる

イタリアワインは、生産地によって、大きく味が異なり多種多様というイメージがあります。
そしてそれは、ワインに限定された話ではなく、イタリアン料理でも同じ事が言えます。

 

私達がイタリアン料理だと、認識しているイタリアン料理は、イタリアのごく一部の地方で食べられている料理にすぎません。
本当のイタリアン料理は、地方ごとに特徴があり、味も見た目も違っています。

 

分かりやすい例で言えば、日本でも全国各地で地方に根付いた郷土料理が食べられています。
イタリアン料理もそれと同じで、地方ごとに、郷土料理があるという事です。
イタリアン料理の共通点としては、旬の特産物を活かし、素材の味を大事にしているという点です。

 

イタリアという国は、南北に細長く伸びた国なので、北と南とでは、気候が大きく異なり、生産されている食材が異なります。
食材が異なれば、料理に違いが出るのも当然ですよね。
加えて、イタリアは地方ごとに文化も大きく異なります。

 

これは、なぜかというと、イタリアの歴史を振り返ってみると、その理由がよく分かります。
イタリアとは、19世紀後半になって、現在の1つの国家になりました。

 

つまり、それまでは、まったく異なる国家だったのです。
そのため、地方ごとに独自の文化が存在し、食文化も異なるというわけです。

 

簡単に食文化の違いを紹介すると、北はバターや生クリームを多用する料理が多く、南はオリーブオイルを多用する料理が多くなっています。
パスタは、北でも南でも主食である事に違いはありませんが、パスタの種類も味付けも違います。
日本で食べられるイタリアン料理の多くは、南イタリアの料理だと考えていいでしょう。